So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

今日の1冊 5/16

おひさしブリーフ。
僕は明日で引退です(新たな店主の下、店は続きます)。明日はなんやかんやで忙しいと思うので今日が最後の1冊。
若木信吾「英ちゃん 弘ちゃん」
僕がこの道に進むきっかけとなった浜松のBOOKS AND PRINTSのオーナーであり、写真家・映画監督でもある若木さんが幼なじみの二人を撮った写真集。二人は僕がB&Pのスタッフをしていた頃によく店に来てくれていろんな話をした。当時のB&Pは今より狭く、うちの店の半分くらいだったかな。二人と千恵さん(英ちゃん、弘ちゃんとも仲がよく、この写真集にも出てくる優しい女性)が来ると店は途端に賑やかになる。最初はこの三人がどうしてこんなに店に来てくれるんだろうと思っていたが、欣也さん(若木さんのお父さんにして現在はゲージュツ家でもある偉大なお方)が後に若木さんの幼なじみ(千恵さんは二人を通じて若木さんと知り合ったそう)だと教えてくれた。
僕が静岡市に来てからしばらくして英ちゃんの死を千恵さんから知らされた時はなんとも言えない空白感だった。僕とはスタッフとお客さんの関係だったし、年齢もかなり違ったんだけど、長年の友人を失ったような寂しさを感じた。
それから2年の後に発売されたこの写真集には英ちゃんの飾らない表情が写っている。弘ちゃんと一緒にいるときのヤローっぷりがなんとも言えず思わずにやけてしまう。ほんといい顔してる。僕はB&Pと浜松を離れ、静岡市の谷島屋に勤め、自分の店を持ち、明日にはその店を離れようとしている。最後に英ちゃんに会ったのは4年前なんだけど、その間の僕自身の環境の変化が大きく、やけに昔のことのような気がしてしまう。それでも英ちゃんが「川島くん」と僕の名前を呼ぶ声だけは今でも昨日のことのように鮮明に思い出すことができる。きっとこの先もそれは変わらない。当時の思い出とこの写真集は僕の宝物であり続けるだろう。
〈弊店では非売〉
_0037369.png


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp

今日の1冊 5/6

本日は手塚治虫「鳥人大系」
多少難しい面はあるが、最後にオチもついた教訓満載の話。高等頭脳を持った鳥人族出身の宇宙人が地球の支配者は鳥類であるべきだという結論を出し、地球上の鳥の知能を劇的に増すエサをまいてしまう。人間より高等な知能をもった鳥はやがて地球を支配し人間を家畜として扱うようになる。しかし、鳥人族の中でも食虫部族と食肉部族とが争うようになったり階級や差別、法律、経済など人間と同様の様々な問題を抱えるようになる。鳥人族こそ地球の支配者たるべしと唱えた当の宇宙人はその権力を乱用した身内への贔屓や不正な蓄財を指摘される。そして鳥人の次に権力を握ろうとしているのがなんと…!!オチのネタは明かせられないが、絶対にこいつらだけには支配されたくないと思うヤツラである。ヒントはみなさんの家でもそろそろ見かけるかもしれないということ。ちなみに、僕んちでは黒いやつはほとんど見かけないが、二回りほど小さくて茶色いやつは一昨年かなり出てなかなか大変だった。こんなやつの家畜になるなら本当に死んだ方がマシだと真剣に思う。
400円〈http://kabetama.com/ca350/5319/
_0037368.png


商品の状態などの詳細はメールまたはfacebook、twitterでお問い合わせください。
取り置きも承っております。


☆MARK IS 静岡 2F、谷島屋の写真集コーナーには当店の出張棚(2段)があります。
 MARK IS 静岡へお越しの際にはぜひご覧下さい。


☆ネットショップもよろしくお願いします。
http://kabetama.com/〉paypalでのクレジット決済にも対応。
店頭での取り置き(店頭受取)も可能ですので、当店の目録としてお役立てくださいまし。
facebook、twitterまたはkabe_tama@qf7.so-net.ne.jpまでご連絡ください。
facebook、twitterは「古書 壁と卵」で検索すればヒットします。


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
火曜定休
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp

今日の1冊 5/5

本日は「手塚治虫名作集2 雨ふり小僧」
安定感抜群の手塚治虫名作集であるが、この中では「雨ふり小僧」「るんは風の中」「四谷快談」が後引くおもしろさだった。「雨ふり小僧」は妖怪雨ふり小僧と仲良くなった山村の少年が小僧に長靴をあげるという約束をすっかり忘れてしまい、40年後に思い出して当時の待ち合わせ場所に向かうがーという話。僕は映画や本では絶対泣かないと豪語しているのだが、このラストシーンはホロッときそうになってしまった。ラストシーンの感動は特に子どもに味わってもらいたいと思う。
「るんは風の中」「四谷快談」はともに男性なら胸が締め付けられる話。「るんー」は言葉を話すことができるポスターに印刷された女性に恋をしてしまった学生の話。「四谷ー」は四谷怪談のお岩が現代に甦り、病気で失明が避けられない孤児の少年と暮らす話。恋心、母性とそれぞれ違った形だが、少年たちはともに女性に心を奪われる。しかし、やがて避けることのできない別れがやってくる。学生は恋人を失い、少年は母親の代わりを失う。その喪失感はともに僕の胸を締め付けた。手塚治虫が描く、人間と人間ではないナニカとのハートウォーミングな心の通わせ合いってすごく好きだな〜。
400円〈http://kabetama.com/ca350/4568/
_0037367.png


商品の状態などの詳細はメールまたはfacebook、twitterでお問い合わせください。
取り置きも承っております。


☆MARK IS 静岡 2F、谷島屋の写真集コーナーには当店の出張棚(2段)があります。
 MARK IS 静岡へお越しの際にはぜひご覧下さい。


☆ネットショップもよろしくお願いします。
http://kabetama.com/〉paypalでのクレジット決済にも対応。
店頭での取り置き(店頭受取)も可能ですので、当店の目録としてお役立てくださいまし。
facebook、twitterまたはkabe_tama@qf7.so-net.ne.jpまでご連絡ください。
facebook、twitterは「古書 壁と卵」で検索すればヒットします。


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
火曜定休
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp

今日の1冊 5/4

本日は「居酒屋繁盛BOOK」
メシ前に見るのはきつい。居酒屋経営者向けのプロ向け雑誌なのだが、誌面の大半で全国のお店を紹介しているため、どうしても酒とそれに合う料理の写真が増えてしまう。その中でも「繁盛店の売れる『焼とり』の技術」は素人でも見ていて面白い。定番の焼とりから創作焼とり、希少部位を使ったものまで様々な店を紹介している。中でも横浜・綱島「とり平」の「目肝」は一度食べてみたい。目肝とは脾臓のこと。別名「小豆(あずき)」とも呼ばれており、一羽の鶏から1つしかとれない希少部位である。焼とりを出す店は数多あるが、希少部位をお目にかかれる店はそう多くはない。僕もほとんど食べたことはなく、希少部位を集めたサイトを見ても知らないものばかり。ぜひ一度、ディープな焼きとりの世界に足を踏み入れてみたい。静岡市内で希少部位を出す店があったらぜひ教えていただきたい。
最後にひとつ、個人的な意見なのだが焼とりを頼むと運ばれて来たそばから肉を串から外す人がいる。みんなで食べたいじゃないかという気持ちは分かるが、串に刺さっていてこその焼とりである。なにより肉を外している光景が侘しく野暮ったらしい。特に砂肝は取り外しにくく、時に肉がポーンと飛んでいってしまうこともあって非常に良くない。食べたい串を頼み、それを自ら食す。これ、焼とりの基本。
1,000円〈http://kabetama.com/ca207/3604/
_0037366.png


商品の状態などの詳細はメールまたはfacebook、twitterでお問い合わせください。
取り置きも承っております。


☆MARK IS 静岡 2F、谷島屋の写真集コーナーには当店の出張棚(2段)があります。
 MARK IS 静岡へお越しの際にはぜひご覧下さい。


☆ネットショップもよろしくお願いします。
http://kabetama.com/〉paypalでのクレジット決済にも対応。
店頭での取り置き(店頭受取)も可能ですので、当店の目録としてお役立てくださいまし。
facebook、twitterまたはkabe_tama@qf7.so-net.ne.jpまでご連絡ください。
facebook、twitterは「古書 壁と卵」で検索すればヒットします。


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
火曜定休
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp

今日の1冊 5/3

本日は「手塚治虫名作集 5 はるかなる星」
よくここで取り上げている講談社の「手塚治虫漫画全集」とはひと味違うのが集英社の「手塚治虫名作集」。その違いはタイトル通りなのだが、前者は「全集」とするために手塚治虫があまり乗り気ではなかったり、世間的には駄作とみなされているものも掲載されている。その結果、全400冊にまで膨らんだわけだが、後者は全21巻の「名作集」なわけだから選りすぐりの秀作が並ぶ。その意味で全集は手塚治虫をより深く探求するために、名作集は手塚治虫を知るための入門本と捉えるのがよいのではないか。はじめて手塚治虫を読む方には名作集をオススメする。
良作揃いの中でも特に印象に残ったのが最後に収められている「奇動館」。新兵器の開発をする私塾があるとの噂を聞きつけた隠密が江戸からやってきて潜入捜査をする話。私塾は先生が生徒に教育を施すと言うマニュアル一辺倒ではなく、生徒の自主性を重んじた自由な校(塾?)風。香水を研究する元スケバンの女の子やエレキテル専門家になった元村一番のバカ少年、天気と雲の研究をするガキ大将のような個性的な面々が揃う。そんな中で先生が研究していた気球が新兵器のレッテルを貼られ、先生は隠密に逮捕されそうになってしまう。逮捕前に子どもたちに広い世界を見せてやってくれと懇願する先生に隠密も渋々承諾。先生からの誘いと子どもたちの楽しそうな様子に隠密も気球に乗ることになる。しかし、気球は事故によって墜落。先生は死んでしまう。子どもたちの情熱と先生の熱意に心を打たれた隠密は二つ目の気球を作ろうと言い、先生の口癖だった「人間はまだまだ利口になる。月や星へも行けるようになるじゃろう」の一文で物語は終る。
この話は手塚治虫の教育的思考がわかりやすく表現されているのではないか。型にはめない。上からの押しつけではなく自主性によって子どもを伸ばす。常識的な考え方を良しとしない。ときに情にほだされることは仕方がない。以前ここで紹介した僕の理想の人である「どろんこ先生」もタイプこそ違えど、まさにこんな感じの先生だ。この話の教訓は職業としての「先生」に限った話ではない。親として、大人として、子どもと向き合う時にはこういった教育をしていかなくてはと思った。
500円〈http://kabetama.com/ca350/5527/
_0037365.png


商品の状態などの詳細はメールまたはfacebook、twitterでお問い合わせください。
取り置きも承っております。


☆MARK IS 静岡 2F、谷島屋の写真集コーナーには当店の出張棚(2段)があります。
 MARK IS 静岡へお越しの際にはぜひご覧下さい。


☆ネットショップもよろしくお願いします。
http://kabetama.com/〉paypalでのクレジット決済にも対応。
店頭での取り置き(店頭受取)も可能ですので、当店の目録としてお役立てくださいまし。
facebook、twitterまたはkabe_tama@qf7.so-net.ne.jpまでご連絡ください。
facebook、twitterは「古書 壁と卵」で検索すればヒットします。


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
火曜定休
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp

今日の1冊 5/2

本日は「手塚治虫名作集4 マンションOBA」
動物が話をしたり、人の心をもったり、時には動物が人に、人が動物になってしまうことが手塚治虫に限らずマンガの世界にはよくある。本日の作品はそんな短編を集めた1冊。開発によって住処を奪われた動物のオバケが人に化けて復讐をたくらんだり、ヒノキの精霊が太鼓の音に惚れ込み自らを太鼓に加工・演奏させたり、飼い猫が飼い主に代わって学生生活を送ったり。都市化や開発などが大きな社会問題となっていた70年代から80年代前半の作品ということもあり、人間社会と自然との共生についての話が多い。
僕は高校生くらいまで人には言えないような恥ずかしいことをわりに真剣に考えていた。思春期真っ盛りだからと言ってエロい話ではない。いや、エロいことも人並みには考えていたが、それとは違った意味で人には言えないようなことを考えていた。前にも書いた「宇宙簞笥裏理論」もそのひとつ。もうひとつは「瞑目別世界理論」である。これは自分が瞬きや睡眠などで目をつむっている間、世界はまったく別物になっているのではないかという、いたって自己中心的な理論である。例えば、友人と会話をしていて僕が目をつむる瞬間は友人が実は別の姿になっていたり、寝ている間には街がまったく違った、たとえば妖怪の世界なんかになっていたりするのではないかということだ。むしろ、僕が見ている普段の世界がニセモノであり、瞬きしている間に出現している別世界こそがホンモノの世界だと思っていた。僕以外の全員がそのことを認識しており、みんなが僕を騙しているのではないかと思ったものだ。よく考えてみればなんという中ニ的被害妄想かと思うが、この本の中でも人間が気付いていないところで社会の中にオバケや、人間になった動物が溶け込んで生活していたりするのだから、似たようなことを考えている人は意外と多いのかもしれない。
500円〈http://kabetama.com/ca350/5526/
_0037364.png


商品の状態などの詳細はメールまたはfacebook、twitterでお問い合わせください。
取り置きも承っております。


☆MARK IS 静岡 2F、谷島屋の写真集コーナーには当店の出張棚(2段)があります。
 MARK IS 静岡へお越しの際にはぜひご覧下さい。


☆ネットショップもよろしくお願いします。
http://kabetama.com/〉paypalでのクレジット決済にも対応。
店頭での取り置き(店頭受取)も可能ですので、当店の目録としてお役立てくださいまし。
facebook、twitterまたはkabe_tama@qf7.so-net.ne.jpまでご連絡ください。
facebook、twitterは「古書 壁と卵」で検索すればヒットします。


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
火曜定休
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp

今日の1冊 (?) 5/1

本日は「本当はかっこ悪い70年代」
本でも飲食店でもない。podcastで見つけたみうらじゅんと山田五郎のトーク番組である。店の引き継ぎまで残り2週間余にして新たな展開。というか、最近本を読むのが億劫なだけなのだが。
2011年にシーズン1、2012年にシーズン2が放送(podcastは「放送」って言うのか?)された。各回15分前後、全11回。世間的には"かっこいい"とされている70年代だが、実はかっこ悪い時代だったということを70年代に多感な時期を過ごしたみうらじゅんと山田五郎(ともに1958年生)がぐだぐだ話すだけの番組。たまにVTRで泉麻人(1956年生)が出て来てかっちょいいことを言い、スタジオで二人が茶化したりもする。当時の音楽からドラマ、プロレス、怪獣まで、サブカル臭ぷんぷん。当時のことを知らない人には難解な内容もあるが、字幕で解説がついてくるので当時のカルチャーシーンを学ぶこともできる。個人的には二人の若い頃の話や泉麻人の酒癖が悪いという話がすごくおもしろかった。番組の最後にシーズン3をやるか、80年代をやるかみたいな話をしていたが、まだ放送されていないよう。ぜひ続編を希望したい。


☆MARK IS 静岡 2F、谷島屋の写真集コーナーには当店の出張棚(2段)があります。
 MARK IS 静岡へお越しの際にはぜひご覧下さい。


☆ネットショップもよろしくお願いします。
http://kabetama.com/〉paypalでのクレジット決済にも対応。
店頭での取り置き(店頭受取)も可能ですので、当店の目録としてお役立てくださいまし。
facebook、twitterまたはkabe_tama@qf7.so-net.ne.jpまでご連絡ください。
facebook、twitterは「古書 壁と卵」で検索すればヒットします。


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
火曜定休
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp

※店舗引継ぎのお知らせ※

この度、5月17日(日)をもって店を引継ぐことになりました。
18日からは新しい経営者のもと、同じ場所、同じ名前で営業は続きます。
今後とも古書 壁と卵をよろしくお願い申し上げます。


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
火曜定休
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp

先週の逸店 4/30

本日は昨日の続き。
ちゃぼすを出て焼津駅前通り商店街へ。あまり人通りのない通りを、甘いものを求めてうろうろしていたらあったのが「fuwafuwaffle」。ワッフル屋。昨年の10月に開店した新しい店とのこと。キャラメル&クリーム、チョコ&クリームの2つを購入。ふわふわと名乗る店だけあり、生地もクリームもふわふわ。うまし。
焼津を堪能し、静岡へ。以前、ここで「袋井の実家まで歩く」と宣言したことを覚えている方はいらっしゃるだろうか。来月にはやるつもりでいるのだが、ただ歩いて帰るだけでは芸がないと思い、うまい店に寄って行こうと探していたら藤枝の国道1号沿いに「ななや」というアイスの店があることを発見。ここのウリは抹茶アイス。なんと、世界一濃い抹茶アイスを標榜しているのだ。ななやの抹茶アイスは濃さに応じてNo.1〜7と7段階に分けられている。一般的な濃さがNo.1であり、世界一濃いNo.7はNo.1の7倍も濃いというのだから期待は高まる一方だった。しかし、歩いて藤枝を通過するのが「ななや」の開店前になりそうだったので出発時間を早めるかどうか迷っていた。そこに飛び込んで来たのが青葉公園にある静岡店の情報。結局藤枝店はあきらめ、静岡店にてNo.7を食して来た。ディスプレイにはNo.1から7へむかって徐々に濃くなっていく緑色。見た目からして美しい。その一番濃い色を注文し、口に運ぶ。抹茶の濃厚な苦味とマイルドな口当たりが実に心地よい。こんな高級感のあるアイスはなかなか食べられないのではないか。同じく抹茶アイスに自信を持ち、以前ここで紹介した袋井の「じぇらーとげんき」がクリーミーな抹茶アイスであるのに対して「ななや」は苦さで勝負している。抹茶アイス、奥深し。


☆MARK IS 静岡 2F、谷島屋の写真集コーナーには当店の出張棚(2段)があります。
 MARK IS 静岡へお越しの際にはぜひご覧下さい。


☆ネットショップもよろしくお願いします。
http://kabetama.com/〉paypalでのクレジット決済にも対応。
店頭での取り置き(店頭受取)も可能ですので、当店の目録としてお役立てくださいまし。
facebook、twitterまたはkabe_tama@qf7.so-net.ne.jpまでご連絡ください。
facebook、twitterは「古書 壁と卵」で検索すればヒットします。


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
火曜定休
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp

先週の逸店 4/29

本日は「先週の逸店」
今回は焼津。大学時代の4年間を含め、静岡市に7年半住んでいるが、隣接している焼津へは初めて行った。ちなみに藤枝には1度も行っておらず、島田は1回行っただけだ。その島田も僕が袋井にいる時に静岡市の友人と飲むことになり、中間点を選んだらたまたま島田だっただけで、別に島田に用事があったわけではない。とまあ、大井川と静岡市の間にはまったく縁がなかった僕が今回突如焼津へうりゃうりゃと出かけていったのは、お客さんからのタレコミだった。焼津にはトンデモナイ店がある…と。実は今週はその店を含め3店行った。しかし、今日はそのトンデモナイ店こと「ちゃぼす」についてのみ書き、2店については明日書く。
ちゃぼすは焼津駅から歩いて15分程、海のほど近くにある。看板にはカレーとステーキの店と書いてあった。建物は中も外もぼろく、決しておしゃれでもなく、洗練という言葉の対極にある。しかし僕が行った時には昼過ぎということもあったのだろう、10人程入ればいっぱいになる店内はテーブルを1つ残して埋まっていた。僕は知っている、ぼろい外観にも関わらず人が集まる店にハズレはないことを。
ちゃぼすのことを教えてくれたお客さんが勧めてくれたチキンカツカレー1/2を注文し、まずは本棚に置かれていた噂の"スケッチブック"を拝見。多くの人が手に取ったであろうことがすぐに分かるボロボロのマルマン製スケッチブックを広げると、子供と思しき字でちゃぼすの地図、おすすめのメニュー、なぜカレー屋をはじめようと思ったのかなどのインタビューらしきものが書かれていた。よく分かんないけど、心がすごくあたたかくなった。
スケッチブックを見ながら待つこと数分、まず運ばれて来たのはサラダ…と呼ばれるもの。というのも、ご主人(20年後のワタナベイビーとお客さんが言っていたが、まさに言い得て妙なおっちゃん)はサラダだと言っていたが、卵焼きやコンニャクの煮付けのようなものや見たことのないナニカがポテトサラダの周りを取り囲んでいた。世間一般の認識におけるサラダとは少々異なる"サラダ"(前菜という認識が適切だろう)を食べ終わるころにチキンカツカレーが運ばれてきた。どう見ても1/2には見えない大きさのホワイトソースのかかったチキンカツのほか、カリカリのカボチャ、500円硬貨くらいの大きさのコロッケ数個、野菜炒め(たぶん)。ごはんは見えていなかった。そう、ちゃぼすが人気の理由のひとつがこのボリュームである。注文時にご主人が「多いけど大丈夫?」と聞いてきた理由がわかった。静大近くの「天八」に匹敵する量である。そして、このカレーが僕にはまったく説明できない味だったのだが、すげーうまい。まったくもって未知だったが、めちゃうまい。とにかくうまい。腹9分目くらいでカレーを食べ終えると最後にやってきたのがデザートの"ケーキ"。なんと3個。""をつけたのはサラダと同じ理由。世間一般の認識におけるケーキとは違うところがちゃぼす流。日替わり(?)らしいのだが、この日出てきたのはチョコムース、ヨーグルトを寒天で固めたようなもの、まったく甘くない数種類の豆をあんこ状にしたもの。かなりさっぱりしていたので余裕で完食。
量、価格だけでなく、心温まるスケッチブックやボロい内外観、ご主人のキャラクターなど、独自の世界を醸し出すイマドキ希有な逸店(人はときに迷店とも呼ぶ)だった。個人的(この「個人的」の意味は各々察していただきたい)には文句なしの☆☆☆であった。


☆MARK IS 静岡 2F、谷島屋の写真集コーナーには当店の出張棚(2段)があります。
 MARK IS 静岡へお越しの際にはぜひご覧下さい。


☆ネットショップもよろしくお願いします。
http://kabetama.com/〉paypalでのクレジット決済にも対応。
店頭での取り置き(店頭受取)も可能ですので、当店の目録としてお役立てくださいまし。
facebook、twitterまたはkabe_tama@qf7.so-net.ne.jpまでご連絡ください。
facebook、twitterは「古書 壁と卵」で検索すればヒットします。


【古書 壁と卵】
静岡市葵区駒形通3−1−15
営業時間:10:00-22:00
火曜定休
mail:kabe_tama@qf7.so-net.ne.jp
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。